肩書きをなくした世界で

ゴロゴロ…ひゅーと雨が鳴いています。
ぐぐっとさむくなったので、布団にまるまったままこれを書いています。

最近すごく重苦しい足枷をはめられていて心苦しくなります。

ちゃいろこびんが所属する学部はいわゆるリベラルアーツに近い形態をとっています。アメリカのダブルメジャーにも近い形になっています。
(これ以上説明すると特定されそうなのでこの辺でやめにしますが)

他の学部とは違い、学部自体がなにをしているのかあらわしにくい。

教育学部や文学部、医学部、理学部、工学部などの学部はいわゆる方法論ベースの学びを重視しているところが多いのではないかな、と思います。

でも、ちゃいろこびんは、学部で専門的に何か一つの系統だった学問を深めることはしません。
厳密にいうと、自分で深めたい分野を複数決めて学部の授業を上手く使いながら授業外や他学部の授業で専門性を磨いています。

ただぱっとみでは、先程も述べたようによく分からない学部、で片付けられてしまうことが多くて。

ちゃいろこびんは、何かを議論する際にどうして学部が必要なんだろう、と不思議でなりません。

文学部は文学部でも、みんながみんな古文が得意で詳しいわけでもなければ、教育学部がみんな先生をめざしているわけでもありません。

そこにはひとりひとりのまなび方とまなんでえたものがあって、まなびたいものも違って。

でもなかなか社会や周囲はそこを見てくれない。

どこにいるかという変えようも無い所属を問うてくるのです。

肩書きのない世界に行きたくなりました。

でもちゃいろこびんから全ての肩書きを抜き去った時に、ちゃいろこびんは自分自身を自分だとみなす自信がなくなってしまうような気もします。

自己ってなんなんでしょう???

なにが「i」を構成しているのでしょう。

ちゃいろこびんはちゃいろこびんをちゃいろこびんたらしめているはずのものに苦しめられてるのかもしれません。

PS.ちゃいろこびんって打つの疲れました。もっといい一人称が見つかるまでは当面このままですが。