夜明けに

夜が来ることが嫌いでした。

つい最近まで、明日になるのが怖くてたまらなかったから。

今日を生きることがつらくてたまらなくてしんどいのに、もう明日に変わってしまう。
今日を好きになれないのにまた明日が来てまた今日が始まってまた苦しくてたまらなくなるループの繰り返しにうんざりしていたのだと思います。

ちょうど、RADの夢番地のサビまでの歌詞がそのものです。

夜が明けはじめると、あきらめと共に少しだけ眠る、ということも多かったような気がします。

最近はもうこの状態を脱したのですが。
過去に囚われていたせいか今日を見ることも明日を見ることもできなくなっていたのだなあと思います。

夢番地のように明日を迎えに行かなくては。
夜の間に身支度を終わらせて必要なものをリュックに詰め込んで。